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最近ようやく自分なりの作業工程が固まってきたので、自分用に先日シブに上げたイラストのメイキングば。
キャラクターに猫田さんのキャラ、黒耀さんをお借りしています。 見たい方は追記へどうぞ 特に変わった事はしてません。 使用ソフトは全てSAI(Ver.1)です。 まずキャンバスサイズを決めます。最近はかなりデカめで描いてる気がします。 今回は3000*2800pix、解像度350pix/inchです。 デカいor解像度が高い方が、唐突に絵が細かくなった時にすごく助かります。 最初から完成品がイメージできている方は唐突に細かくなることはありません大丈夫だ問題ない。 あ、手ブレ補正は最初から最後まで13のまま固定です。 まずラフで大まかな画面配置を決めます。 汚い…だと…… 自分がわかればエエヤン!(゚3゚) な精神でガリガリ描いていきます。ただ、この構図で絵の印象のほとんどが決まるので頑張って考えます。 時々構図ふってこいふってこいの儀式も交えます。 この時点である程度正確に描き込めていると線画が楽ですね。今回はさっぱり描き込んでいないのですごく苦労することになります。 学習しないな流石しもつき学習しない ラフが描けたら、下書きはすっ飛ばしていきなり線画をガリガリしていきます。めんどくさいのです。忍耐のある方は下書きを描いておくことをオススメします。 ラフレイヤーの透明度を10%以下まで下げて、新たに作った線画レイヤーに描き込んでいきます。 使うツールは最初から入っている鉛筆ツール。一番お世話になります。 太さはキャンバスサイズにもよりますが、今回は8で統一しました。 背景の建物部分の直線のみペン入れレイヤーの直線を使ってます。 線画で全作業時間の6割は使ってる気がします。私は一番時間がかかります。 線画が描けたら、今度はパーツごとにレイヤーを分けて色分け。 色分けすると共に、簡単なグラデーションをエアブラシでつけていきます。 なんとなく見栄えがよくなる 気が する ← ここは特に面白みもない苦痛のひととき 色分けレイヤー数は10枚くらいになったと思います。 パーツ分けが終わったら、陰影をつけていきます。基本的に影を乗算、光をオーバーレイでつけます。 黒耀さんの顔のアップ。筆ツールと鉛筆ツールを使い分けて塗っていきます。 筆ツールの形状は、昔シブのランカーさんが配信してらした水彩平筆。すごく使い勝手が良いです。 ただ、私の画力だと通常の円形でも大して変わりません。ガッデム。 陰影を大方付け終わったのがこれ。ある程度見れるようになってきました。 ここからフリー素材に頼りまくるターン。 見よ、このテクスチャの嵐…(ドヤァ… 主にピクシブでフリーテクスチャを公開してらっしゃる方の物を、用紙質感に設定して使わせてもらってます。 一人一人利用規則が違うので、しっかりチェックしましょう。pixiv内外問わず利用可、商用利用可、使用報告義務無しという方のものなら大体大丈夫と思われます。 なるべくキャプションなりに使用テクスチャを書くべきだと思いますが、テクスチャが多くなってくるとそれだけでキャプションが埋まると思うので、書き切れないものは多少は仕方ないんじゃないかなと思います… 作者さんへの感謝は忘れずに。 今回はこちらの方のテクスチャを多数利用させてもらいました。bit.ly/gba35X 一通り陰影を塗り終わったら、今度は全体に木の陰と木漏れ日を乗算とオーバーレイを使い分けて描き込んでいきます。 これは屋根部分。ここでお世話になるのがフリー素材の和紙ペン。めちゃくちゃ重宝してます。鉛筆ツールの次くらいに使ってる気がします。 例のSAI用アップローダーにあるので、欲しい方は探してみてください。 一通り描き終わったのがこれ。手前の人物は木陰にいるので木漏れ日をオーバーレイで。奥は開けた空間になるので木陰を乗算で、という風にレイヤーを分けました。 大分森の中って感じがしてきたように思います。思い込みます。 なんとなく光をプシャアアアアア 綺麗に見える気がします。します。実際こんな風に見えるかなんて知りません。ファンタジー!!← 完成に近づいてきたので、気になる部分を色調補正。 全体的に明るくなりました。 後は登場人物の回りをエアブラシで反射光っぽく明るくぼかして… 素敵ロゴ bit.ly/ghuSF7 を入れて完成です。作業時間は10時間くらいでしょうか。どうみてもかかりすぎです本当にありがとうございました。 ブラシ等のフリー素材を上手く使い分ければ、もっともっと良い絵が描ける気がします。ちょくちょくあぷろだを覗くべき。自作のブラシを作れる方はいっぱい作ってみると良いと思います。 長々と申し訳ない、最後まで読んでくださった方はありがとうございましたっ PR |
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