メイキング見たいと仰って下さった方がいらしたので、上絵で初心者の初心者による初心者の為のメイキング公開。使用ツールはSAIのみです。
ほんとに変わった事は何一つしてません、あしからず。あと、画像クリックで開かないと小さくて見れないので見づらいですすいません。
追記からメイキングになります。
今回のキャンバスサイズは1000*1700でした。
大きすぎても自分の場合描きづらいので、このくらいが一番描き易いです。
細かい装飾が多い時はもうちょっと大きくしないと困りますが…
まずザックリアタリをとります。
基本裸かいてから服を着せていきますが、描きたい物が決まっている所はいきなり服のアタリをとったりします。
この場合足元付近。適当でいいんです。描ければいいんです。←
アタリからラフ兼線画を起こしていきます。
昔はラフと線画を別々に描いてましたが、最近はめんどくさいから一気に描いてしまいます。
線画時愛用している鉛筆ツールの設定はこれ。デフォからほとんど変えてない気がしますが…
これがないと絵が描けないってくらい大事です。塗りでもしょっちゅう使います。伸びがすごく使いやすい。
他のツールは描きながら設定いじりまくるので、コレと決まってるものがないです…。
人物外を範囲自動選択ツールで選択→選択範囲を反転→バケツ で、塗る範囲を決めてしまいます。
はみ出たり足りなかった部分は鉛筆ツールとハード消しゴムでちょこちょこ修正します。
この作業をしておけば、とりあえず塗り残しが背景と混じるとかいう事にはなりません。
新規レイヤーを先ほどのレイヤーの上にどんどんクリップして、パーツを塗りわけていきます。
一番面倒でつまらない作業ですが、もくもくと進めます。作業用BGM大活躍。
多い人はここでレイヤー数が急激に増えると思いますが、自分は多すぎるとゾワゾワしてしまうので、出来る限り少なく保ちます。
とはいえ今回はパーツ分けレイヤーだけで10枚くらいいきました…。
厚塗りの出来る方は1枚ですむと思いますが、自分は苦手なので我慢してレイヤーを増やします。
塗り分けが終わったら、各パーツレイヤーを不透明度保護して陰影をつけていきます。
エアブラシでグラデ→マーカーで大まかに陰影つけ→鉛筆ツールないし筆ツールでハッキリした陰影つけ の順で描きこんでいきます。
自分は水彩筆はあまり使いませんが、使うツールを絞らず状況にあったツールを使うのが正しいと思います。
使用ツールも普段からまめにDLして増やしておくと役に立ちます。武器は多ければ多いほど良いです。
陰影を付け終わったら、毛先等にエアブラシでワンポイント色を置くのがマイブーム。
光源の光以外に、反射光を多少意識すると全体が引き締まる気がします。
模様とかが欲しいなーって所には用紙質感やテクスチャを使ったりして調整します。テクスチャ用フリー素材はピクシブやSAIのテクスチャ倉庫に沢山あるので、拝借してきます。中にはシブ内等でしか使用許可の無いものもあるので注意。
陰影を全てつけ終わったら、最後に全体の色調やコントラストを調整して完成です。
写真屋の使えない人なので、ここから写真屋に移行して調整しなおせばもっと見栄えが良くなるんじゃないかな、と思います。
絵って結局、線画 塗り 加工の3種の技術で見栄えが決まるので
そのうちのどれか一つを特化して練習するだけですごく見栄えが変わると思います。
全部上手なのにこしたことはないですが。私はもっと加工が上手になりたいです。写真屋ー!
長々とお付き合いありがとうございました!
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